2019年1月18日(金)に公開される映画『マスカレード・ホテル』。
東野圭吾さんのベストセラー小説『マスカレード・ホテル』の実写化で、主役の刑事・新田浩介役に木村拓哉さん、ヒロイン役に長澤まさみさんを迎えた話題の映画です。
前回の記事で、腕時計情報のブログらしく、映画で着用される腕時計の話題をあげました。せっかくなので、映画のこともブログにアップしたいと思い、ストーリーそっちのけで「犯人役誰だ?」という、過程を一切スルーした記事をアップいたします。
ちなみに、哀愁漂う後ろ姿出演を果たした、さんまさんではないのは確かである。(そんなのわかってる)
いきなりネタバレ全開なので、原作を読んでいない方で、映画を楽しみにしている、また、ネタバレが嫌いな方は読まないでください。
小説『マスカレード・ホテル』の犯人は誰?
小説の中の犯人は、
老婆の片桐瑶子に扮した女性、長倉麻貴です。
最初のほうでも老婆は出てきます。しかも、1年ほど前の尚美の回想シーンでは、ニューヨークから帰国したばかりの女性としてあらわれます。
ホテルに泊まっている彼氏にサプライズで会いに来たという彼女でしたが、この時フロントで担当していた尚美は、ホテルに泊まるお客様を守るというルールに従い、「そのようなお客様は宿泊しておりません」と伝えます。
それでも食い下がる女性は、ホテルに泊まるというが、尚美は満室だと伝え拒否することに。その後、女性はホテルの外で男を待ち構えていたようだが…。
実は、この男は長倉麻貴を妊娠させて逃げていたのです。それを追ってきた長倉麻貴は、尚美に追い返され、冬の寒空の下で男を張り込み、そのことが原因で流産してしまったのです。
この出来事で、この男とホテルマンの尚美に恨みを持ち、殺人犯となったのですね。
映画での犯人役は誰なのか?
小説の通りでしたら、宿泊客のキャストの内の女性が犯人となります。
お客様役は、松たか子さん、菜々緒さん、前田敦子さん、橋本マナミさんの4人ですね。
前田敦子さんはウェディングドレス姿なので、ホテルで挙式する高山佳子役のようです。
小説での犯人・長倉麻貴の年齢は、35歳の設定です。
一番年齢が近いのは、34歳の橋本マナミさんなのですが、予告編を見ると和服なので、長倉麻貴のイメージとかけ離れていますね。
ということで、残る2人が犯人役濃厚ではと思います。
悪女キャラとして人気の菜々緒さん、ニューヨーク帰りと偽ったり、妊娠して男を追いかける設定はとてもイメージにあいます。犯人役としても大いに有り!……なのですが、高身長のため老婆役が厳しそうですね。
さて、最後に残ったのは松たか子さん。身長的にも老婆役はなんとか大丈夫ですし、予告編で彼女だけ完全な冬物の衣装。なにより演技力があるので、最後に豹変する犯人として活躍してくれそうです。犯人と判明した瞬間の表情の変化、演技は目を見張るものになりそうですよね。
備考:マスカレード・ホテルとは
何度か出てくるセリフ
「ホテルに来る人々は、誰もが仮面を被っていて、決して素顔を見せることはない」
「ある意味お客様は、仮面舞踏会(マスカレード)を楽しむためにホテルに来ておられるのですから」
「ホテルの中で仮面を被っているのは客たちだけではない」
皆、マスカレード=仮面舞踏会を楽しむお客様。犯人は物理的にも仮面をかぶっていました。そこで働くスタッフもまた、ホテルマンを演じるという仮面をかぶっています。そう、主役の新田も本当は刑事です。彼もホテルマンという仮面を被っていたのです。